2012年3月20日火曜日

だれかビタミンCの定量法のヒドラジン法の原理を教えてもらえませんか(;;) いそ...

だれかビタミンCの定量法のヒドラジン法の原理を教えてもらえませんか(;;)

いそいでます(;;)







ビタミンC (化学名: アスコルビン酸) は2,4-ジニトロフェニルヒドラジンとは反応しないが、アスコルビン酸の酸化で生じるデヒドロアスコルビン酸はジニトロフェニルヒドラジンと反応して呈色する(着色化合物になる)。また、2,3-ジケト-L-グロン酸も同様に呈色する。

無処理のサンプルに2,4-ジニトロフェニルヒドラジンを加えれば、デヒドロアスコルビン酸と2,3-ジケト-L-グロン酸の両方が反応して呈色します。これを定量すれば、酸化型ビタミンC様分子の量(A)が分かりますが、2,3-ジケト-L-グロン酸による呈色も含まれていることに注意します。あらかじめ2,6-ジクロロインドフェノールを加えてアスコルビン酸をデヒドロアスコルビン酸に酸化しておけば、2,3-ジケト-L-グロン酸と一緒に呈色します。これが総ビタミンC様分子の量(B)を反映しており、実際は[アスコルビン酸+デヒドロアスコルビン酸+2,3-ジケト-L-グロン酸]による呈色の合計です。はじめにDTTを加えてデヒドロアスコルビン酸をアスコルビン酸に還元しておけば、2,3-ジケト-L-グロン酸(C)だけが呈色します。



酸化型ビタミンC様分子の量(A)-2,3-ジケト-L-グロン酸の量(C)=デヒドロアスコルビン酸の量



総ビタミンC様分子の量(B)-酸化型ビタミンC様分子の量(A)=アスコルビン酸の量



ということで、アスコルビン酸(ビタミンC)の量と、デヒドロアスコルビン酸(酸化型ビタミンC)の量が計算できます。



http://cgi.din.or.jp/~a-yagi/biochem/question007.htm

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