ビタミンCの量は、保存時間や温度の違いによってどのくらいの割合で減りますか?サプリメントに含まれるビタミンCを酸化還元滴定します。
こんにちは、
私の通う高校の授業でビタミンCを酸化還元滴定し、熱または保存時間によるビタミンCの変化量を調べる実験があります。
私は、サプリメントに含まれるビタミンCを溶かし水溶液を作り、保存日数によるビタミンCの変化量を調べます。
サンプルが6つ必要となるため、6日間での変化量の違いを調べたいと思います。
ビタミンcがどのくらいの割り合いで壊れていくのか分からないので標準液の濃度を決めかねています
ビタミンCの量は、保存時間によってどのくらいの割合で減っていきますか?
また、壊れやすいビタミンCと壊れにくいビタミンCというのがあるのでしょうか?
ご回答よろしくお願いします。
ビタミンCの保存状態によります。
水溶液にしているのであれば、粉末やサプリメントより酸化しやすいでしょう。
濃度や温度や酸素、照射状況等によっても変化するので、減少割合を決める要素が多くてなんとも言えない。と言うのが今言えることです。また、浅学で恐縮ですが、サプリメントにはビタミンCしか入っていないのでしょうか?何か別のものが入っている(保存剤など)もあれば、その成分も影響を及ぼす可能性があります。
色々な濃度でやってみるのが一番でしょう。
壊れやすいビタミンCと壊れにくいビタミンCについては化粧品などで流行っている「ビタミンC誘導体」と言うのがあります。ビタミンCのリン酸塩などです。
ビタミンC誘導体は人の体内や皮内で酵素(なんの酵素か良く分かりませんが、リン酸分解酵素など)による分解を受け、ビタミンCとなり、そこで初めてビタミンCとしての働きをする。つまり、分解を受けるまでは安定。と言うことで、壊れにくいビタミンCと言えると思います。
追記(蛇足かもしれませんが…)
滴定を行うのは、逆滴定の方が確実で良いかも知れません。
参考サイトは
http://www.geocities.com/yoshihitoshigihara/gyaku1.htm
慣れれば最初の塩基を加える段階で量の調節をして、滴定を薄い塩酸で行えれば楽です。
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