高濃度ビタミンC点滴 点滴療法について
親族が前立腺がんの治療にホルモン療法と平行して、高濃度ビタミンC点滴療法を行い始めたのですが、
「国内産のビタミンCアンプルには、保存料が添加されているので、輸入した(無添加)のビタミンC点滴液を使うのが望ましい」
と多くのHPに書かれています。 しかし、輸入の点滴液は国産に比べ高価(抗がん剤に比べれば安価)であり、これから長く治療を行うことを考えると、僅かなリスクであれば、国内産でも良いとも思えます。
具体的には、どのような保存料が使われ、どのようなリスクがどの程度の可能性であるのか、 御教示いただけると大変助かります。
日本のビタミンC注射液は、保存剤、安定剤(1アンプル中にピロ亜硫酸ナトリウム4mg、L‐システイン塩酸塩4mg、pH調節剤) が含まれていますが、元々1日に最高2000mgつまり2g程度までの投与量です。
従って販売されている製品は1アンプル中に500mgです。
高濃度ビタミンC点滴 では、1.5g/Kg投与するようですから、50Kgの方で75gと高用量です。
日本の製品で考えると150アンプルにもなります。
実際に点滴するには、とても無理なアンプル数です。
また、体の中に入る保存剤、安定剤が想定量を上回っており、このような大量は投与された事がないので、どのような副作用が起こるか予想できません。
更には、薬価は86円ですから、150アンプルだとビタミンCだけでも12900円になり、また自由診療のため、価格はこれだけでは有りません。
もし、高濃度ビタミンC点滴 点滴療法を受けられるのでしたら、エビデンスが蓄積されつつある製剤をご使用になるべきと考えます。
お大事に。
なお、現状では高濃度ビタミンC点滴 点滴療法の有効性に納得して回答したいるのではない事を申し添えます。
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