ビタミンCについて質問があります。
野菜に含まれるビタミンCは熱に弱く、お茶に含まれるビタミンCは熱に強いと
本に書かれてあったのですが、同じビタミンCでも別のものなんでしょうか?
それとも同じものなんでしょうか?
ご協力おねがいします!
ビタミンC自体はL-アスコルビン酸で、これは野菜もお茶も同じです。
ただし、イモ類などの場合はビタミンCがデンプンにより守られるため、加熱しても他の野菜よりはビタミンCが壊れずに残る率が高いという特長があります。
ビタミンCは水溶性なので加熱よりも水にさらしたりすることで、より多く損失します。でも、お茶の場合はお湯に溶けても全部飲むますから、その点でビタミンCが野菜よりも多く摂れると言われてるのではと思います。
ビタミンCやビタミンBなどの水溶性ビタミン類は加熱調理をする事で半減してしまいます
ご質問に合わせて調べてみました
お茶の内でもビタミンCの含有量が高い煎茶をまず調べました
煎茶の茶葉には100g中260mgのビタミンCが含まれます
お湯で煎れた煎茶に含まれるビタミンCは100g中6mg
ただし一人前のお茶を入れる為に使われる茶葉の量は5gですので、茶葉5g中に含まれるビタミンCは260×0.05=13mgとなり、お茶を煎れた(加熱)事による損失は54%です
同様にビタミンCを比較的多く含有する野菜100g当たりの、生と加熱後のビタミンCの損失は(単位はmg)
ブロッコリー 120→54=55%
メキャベツ 160→110=32%
カリフラワー 81→53=35%
ホウレンソウ 35→19=46%
ジャガイモ 35→15=58%
サツマイモ 29→20=32%
と、なり加熱方法(煎じ・茹で・蒸し)と形や大きさの差による誤差を差し引いて考えたとしても、お茶と野菜に含まれるビタミンCの熱に対する性質には取り立てて違いは見られない、が結論となります
ビタミンCはビタミンC同じです
※公平にみて野菜の方が損失は少ないですよね・・・・・
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